高血圧とうつについて

血圧を測定される人

高血圧は生活習慣病の中でも最も多い病気となっており、患者のうちの30%がうつ状態になっているということです。
高血圧は血圧が正常値よりも高い状態が継続することであり、収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上の状態を指しています。

高血圧は単に血圧が高いことが問題なのではなく、その状態が長く続くことで血管に大きな負担がかかってしまうことになります。
それによって血管がかたくなったりもろくなったりしてしまうため、結果として脳卒中や心臓病、腎臓病などといった重篤な病気を引き起こす原因となってしまうのです。
その90%は原因がよく分からない本態性高血圧となっており、遺伝的な要因や食生活の乱れ、ストレス、労働などの生活習慣に関係があると言われています。
高血圧の原因として考えられるものはうつの原因とも一致しているものが多く、生活習慣や体質だけでなく、一生懸命になりすぎてしまうことや、無理をしすぎてしまうという性格的な特徴も共通しています。
つまり高血圧になりやすい人はうつになりやすい原因も持っているため高血圧の人にはうつも出やすくなると考えられています。

また高血圧の治療で使用される薬には不眠だけでなく意欲の低下や体のだるさなどといったうつ状態が副作用として現れることもあります。
うつ病で出退勤を繰り返す社員への対応について悩んでいるかもしれません。
うつ病などによる解雇や労災の訴訟では、労働時間の長短が重視されることになるため、労働時間の長かった従業員が欠勤がちになったりした場合は注意しましょう。
1ヶ月あたり残業時間が80時間を超えていた人はさらに注意する必要があり、うつ病に罹患したと認定される可能性が高くなっています。

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